ヒップアップ・美尻を目指す前に

新年や新年度を境に何かを始める方も多いのではないでしょうか。

一時期のフィットネスブームも少し落ち着いてきたかなと感じたあたりから【チョコザップ】さんが猛烈な勢いで店舗拡大しています。

トレーニング知識のない方が【チョコザップ】さんで良いトレーニングができるかは別として、ガチガチにトレーニングをする層とは違うライト層の方がまだまだいらっしゃるという現れだと思います。

そんな中でも【ヒップアップ・美尻】を目指いしている女性の方も少なくありません。

体のラインを考えた時にウェストまわりばかりではなくヒップラインにかけてトータルで意識し鍛えることが【美】シルエットになりますし理想像だと思いますが、【そもそもトレーニングを始めるその前に!】お尻・骨盤周り・股関節などガチガチではトレーニング効率を著しく低下させています。

トレーニング前にパートナーストレッチなどで動ける準備と土台作りをしトレーニングを最大限効率化しましょう。

ヒップの悩みで考えられること

・座りっぱなしの時間が長い

デスクワークなどで1日中座っている場合、お尻は常に圧迫状態。圧は常にかかり血行不良になることが容易に想像できます。

しかしながらお仕事である以上しないわけにはいきませんので、他で体を動かす意識を多めに持つ必要があります。

・基本姿勢が悪い

大多数の方が骨盤は後傾気味だと感じます。

日本人には多いですが要は腹に乗ってるような姿勢でお尻は下がり薄く俗にいうピーマン尻になりがちです。

・脂肪の多さ

女性ですので男性より脂肪があることは当然です。

しかし、脂肪が固まってしまっている場合困りものです。皮下脂肪は保温もしますがセルライト状に固まり切った脂肪は逆に冷えた場合保冷材の様になってしまい、結果自身の発熱の妨げになりやすい。

・股関節周辺やハムストリング固い

女性は出産の為に元々男性より骨盤が広く股関節にも負担がきやすいにも関わらず、股関節周辺の動きが固い場合トレーニングするにも負担(ケガになりやすい)になります。

他にも感じることが

・脊柱の動きが悪い

・画像の赤丸部分、腰部の筋肉がうまく使えてない・もしくはその部位の筋力が低下していたり使い方自体を忘れていてお腹に乗ってる方が楽になっている。

背筋を伸ばして上記画像右側と同じ格好が辛い場合や腰を落とした位置で体が後ろへ倒れてしまう場合は、おそらく弱っているか使えていません。

腰痛にもなりやすいですね。

ヒップアップ・美尻トレーニング効率を上げるために

一口にお尻といっても外側の大きな筋肉から深層筋まで様々あります。

この図以外にもありますし、頑丈な靭帯が多くあります。

普段僕たちはこの辺りまで狙ってもちろん施術しています。

ヒップアップや美尻を狙うトレーニングをどうせやるならば、その効果を最大化した方が努力が無駄にならずいいと思うんです。

正しい姿勢でトレーニングをでき効かすように体のベースを整えるといったらいいでしょうか。

動かすと痛みがある場合(変形性のものは除く)・可動範囲が狭いなど体に制限があると、同じトレーニングの動きと強度でも効きは雲泥の差。

可動範囲の狭いトレーニングでも効率はあまり変わらない部分もありますが、基本的には可動範囲を多く(ケガしない程度)とってストレッチの効いたトレーニングをした方がいいはずです。

ストレッチでアライメントを整え可動範囲を上げ、正しいポジションでトレーニングしていただくとヒップアップ・美尻を目指せますし腰痛予防にもなりますね。